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12.ゲームブックコレクター(GameBridge 2010年12月掲載)

ゲームコレクター・酒缶がゲームコレクターさんのご自宅に訪問してゲームの話をするゲームコレクター訪問。
第12回は、目印になるようにパックマンパーカーを着て最寄り駅まで迎えに来てくれたごぶさんのご自宅に訪問させてもらいました。



今回のコレクター:ごぶさん
イベントでDJをする20台なのに、幻想文学の知識が豊富というギャップに満ち溢れたゲームコレクター。
クリーチャーマニュアルのデータを確認するのが大好き。

12-8.そこにあったら見つけたら……


ごぶ あと、ゲームブックは挿絵が大好きです。
   ラス・ニコルソン(※1)の挿絵が
   すごく好きで、この人の挿絵のために
   買うこともあります。

(※1) ラス・ニコルソン……ゲームブックに独特な世界観を与えることに成功せいているのは、この人の挿絵だったのかもしれない。
魅力的ながらも、何度も同じ絵を見てしまって先に進めなかったトラウマを思い出す。



酒缶 絵が好きで買うこともあるんですね。
   本には挿絵を描いた人の名前が
   書いてないですよね?

ごぶ どうやって知ったのか忘れちゃったなぁ。

酒缶 雰囲気に独特の世界観があって、
   確かに味がありますよね。

ごぶ ゲームとしても好きだし、
   いろんな幻想ものの本を読んできても
   ゲームブックでしか味わえない
   世界観があるってとこも好きだし。
   それがゲームブックを集めている
   一つの理由ですかね。あとは単純に
   本が好きっていうのもあります。
   ゲームブックに限らず本はどうしても
   外せない趣味なので。

酒缶 今後の目標を教えてください。

ごぶ 古本屋通いはやめないと思うし、
   ゲームとか関係なく収集癖はあるので、
   ゲームブックも見かけるたびに
   買っていきたいなぁ、と思っています。




酒缶 最後に、ごぶさんにとって
   コレクションとはなんですか?

ごぶ なんだろう? 気付いたら
   集めちゃっていて、本に限らず、
   CDとかグッズとか服とか、
   こういうのを何と言うんだろう。
   癖? 習性?

酒缶 じゃ、あんまり意識はしてないんですね。

ごぶ そうですね。意識はしてないけど、
   買っちゃいますね。

酒缶 ちなみに、どれくらいのペースで
   古本屋巡りをやっているんですか?

ごぶ 週2くらいで回っています。
   古本屋を漁るのも古着を漁るのも
   同じ感覚なので、
   ゲームブックがあったら買っちゃうし
   ゲームTシャツを見つけたら
   買っちゃいます。

酒缶 終わりがなさそうですね。
   本日はありがとうございました。



訪問後記
最初にコレクションを見た時に状態の悪さが気になったのですが、紙で作られている限り、きれいな状態のままでプレイアブルな環境を残すのは難しそうです。
ゲームブックはすでに進化が止まってしまったジャンルですが、どうにか歴史の片隅にでも形を残し続けてほしいですね。
久しぶりにゲームブックで遊びたいと思ったのですが、プレイ時間が結構かかるので……悩むところ。



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