タイトル：タイタン
発売元　：ソフエル
ハード　：ファミリーコンピュータ
発売日　：1990/8/10
税抜価格：\5,900
ジャンル・対象：アクション
バリエーション：
Amazon検索：タイタン

（取扱説明書より引用）

プロローグ

時に西暦2114年…

ここベガポリスでは、政治に、社会に、あらゆるものに人々は不満をつのらせ、
その欲求は爆発寸前にまで膨らんでいた…
ベガポリスの最高執行部は、これに対する解決策として
ベガポリスに一つの“街”を作り、そこで毎日のように、
莫大な賞金を懸けたゲームを行った。

そのゲームは『タイタン』と呼ばれ、人々の間で絶大な人気を得ていった。

『タイタン』に人々の人気が集まった最大の理由は、
1000クローナという賞金のために
自分の命を賭け金としなければいけないということからであった。

そう、タイタンの中でのあらゆるミスは、死につながり、
タイタンでのゲームオーバーとは、文字通り命の終りを意味していた…

しかし、人々は、死と隣りあわせのスリルというものに奇妙な魅力を感じてか、
このタイタンへの挑戦者は後を立たなかった…

ベガポリスの人々は、執行部の思惑通りに、この『タイタン』に熱狂し、
不満の火種は徐々に小さくなろうとしていた…

そして、この難攻不落の『タイタン』に、今また君も挑戦しようとしていた…


この『タイタン』
挑もうという諸君へ…

ようこそ、『タイタン』へ。

初めにいっておくが、この『タイタン』に入ったなら、
おまえのその命、もうないものと思ってもらおう。
今まで、おまえの前にここに入っていった者はみな、
この『タイタン』の80ある段階の途中で命尽きているのだからな。

おまえはこれから、この『タイタン』に入り、
ＭＣＵ（マグネティック・コントロール・ユニット）で、
パワーボールをコントロールし、
この果てしない“街”の中を進んでいくことになる。
中では、デスアイコン（死の使い）たちが、おまえの来るのを待ち焦がれているぞ。
何しろおまえ（ＭＣＵ）かボールが、やつらにほんのちょっと触れただけで、
おまえの生命力は吸い取られ、やつらはエサにありつけるのだからな。
そうなってしまえば、このお遊びはおしまい。ゲーム・オーバー、と言うわけだ。

このメッセージを聞いてもまだ、“挑戦する勇気が残っているなら、
さぞかし『タイタン』はおまえを歓迎するだろう。
趣向を凝らした盛大な歓迎をな。クククッ

さあ、はやく入ってくるがいい！

フハハハハッ


十字ボタン　ＭＣＵを動かす
Ａボタン　　ＭＣＵのスピードの減速
Ｂボタン　　ボールスピードの減速